午後:債券サマリー 先物は反発、円高でリスク回避ムードを反映

 27日の債券市場では、先物中心限月12月限は反発。外国為替市場で1ドル=98円台半ばに円高傾向となったほか、株式市場もポジション調整の売りに軟調となるなか、リスク回避の流れを映して債券への買い意欲が強まった。
 前場の先物は引けにかけて伸び悩んだものの、麻生財務大臣が閣議後記者会見で法人税早期引き下げに慎重な姿勢を示し、これを受け後場買い直される展開。後場の先物は144円09銭で始まり、その後下値を切り上げて大引け近くに144円16銭まで買われた。この日、財務省が実施した2年物国債の入札は順調だったとみる向きが多い。
 この日の先物12月限は144円07銭で始まり、高値は144円16銭、安値は144円06銭、終値は前日比12銭高の144円14銭。出来高は1兆5251億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の 0.680%、20年債は同横ばいの1.575%、30年債も同横ばいの1.705%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)