第二次アベノミクスは始まるのか?

十月一日を気にする市場
安倍首相が自信を持って日本への投資を呼びかけたのであるが、裏を返せば「満足いかないようだったら売りまっせ」という風にも市場は考えている。すべては景気対策と消費税のアップ率が鍵となるのであろう。個人投資家としたらこの場面で夏の損を一掃した方も多い中、ディフェンシブに考える部分があるのではないだろうか?

市場は材料株が乱舞していかにも強く見えるが、本日の週末の商いを見る限り、強いとは感じても不透明な部分もあるから長く投資する気は無さそうに感じられた。特に後場に入ると換金の時間が現れ、力のいるタイプはその後強い反発がなかった。軽量株や後場になって動きだしたものは堅調であっても、ラストの30分余りの上昇では立会中に相場を見ている市場関係者にとっては来週も続くかどうかは懐疑的に映っただろう。そう思わすのは主力の動きが鈍かったゆえに安心感が無かったと思うべき。

要するに、神経質な市場はリバウンド物はここからもう一段上が欲しいし、仕手株などの中段もみ合いは悩ましい。迷いに迷った投資家は安全策を採用してポジションを落とし気味に推移していた節がある。それは今年の五月の天井イメージが強く、「備える」という形の投資があるからだろう。矛盾するようであるが、今回の仕手材料株の強さは先が判り難いゆえに短期売買に徹する傾向から来た投資で、来週もその傾向は抜けられないと思える。そこで志向としたら、仮に効果的な政策が出て市場が好転しても狙えるし、政策不発からくる個別相場としても対応できるという傾向が出るのではないか。

5702大紀アルミは往年の仕手株。昨年は円高や中国問題がまともに響き冴えない数字。しかし、今期に関しては円安から利益率が改善して増益の流れ。PBR0.69倍、PER7.75倍の仕手材料株ならば中期投資にかなうと思える。そして、仮に強い市場になっても自動車関連であるから期待はできるだろう。