来週の為替相場見通し=米雇用統計控え神経質な展開も

 来週の東京外国為替市場の円相場は、来週の米雇用統計の発表を控え神経質な展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=96円80~100円50銭、1ユーロ=131円00~135円00銭。この週は、米国の債務上限問題などを受け、リスクオフ姿勢が強まり98~99円台での一進一退が続いた。市場の焦点となっている米量的緩和の縮小開始には依然、不透明感が残るなか米国の政治状況も加わり、不安定さが増す展開となった。米国の新年度予算や債務上限問題が注目されているが、市場では何らかの妥協による進展が期待されている。一方、注目の米・9月雇用統計が週末の10月4日に発表される。また、1日には日銀短観の発表があり安倍首相の経済対策も明らかになる見通しだ。同日には中国製造業PMIの発表もある。注目スケジュールは目白押しだが、100円が意識されるなか、98円ラインを中心とした値動きの荒い展開となることも予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)