消費増税、カジノ構想、五輪等材料豊富<6418>日本金銭機械

日本金銭機械は貨幣処理機械の高技術メーカー
◆どんな会社?

貨幣処理機械メーカー。カジノや金融機関向けの貨幣識別機器、パチンコホールのメダル自動補給機器等でシェア高い。アジアでの製造ウエイトが高い。
年予定配当16円は3、9月に半分ずつ。無借金経営。円安歓迎銘柄。

◆業績トピック

北米ではカジノ向け、欧州ではドイツ、イタリアなどから活発な引き合い、イギリスでは流通業界に大口案件があり、業績に寄与。
日本国内ではパチンコホール向け機器が設備投資一巡で一服に変わって、釣銭、貨幣識別機器が好調。

◆注目点
10月1日の日銀短観発表を受けて、安倍総理は消費増税決定の時期と幅を国民に周知させると思われる。貨幣処理関連の同社にはフォローの風といえそう。

日本の成長戦略ビジネスモデルではカジノ構想も検討されているといわれる。2020年五輪開催で外国人観光客の来日も同社には刺激材料になるだろう。さらにTPP推進に絡んでおりにふれ、新通貨構想も議論される可能性もあることから息の長いテーマにも恵まれている。

◆買い場、売り場の検討
 2012年末あたりから動きが出始め、円安歓迎銘柄である同社は、同時期から始まった円安を背景に順調に上昇してきた。
2013年6月、8月初~中旬には調整したが、8月下旬からは一貫して上昇。現在も強い動きを見せている。9月27日金曜日の引け値は2339円。日銀短観発表予定の10月1日は火曜日になるため、週前半で高値、後半で利確優勢という動きも十分考えられる。よって、高値つかみには用心したい。
 しかし、息の長い材料がいくつもあるため、利確こなし後に失速し、そのまま長期横ばいという展開にはなりにくいのではないか。いくつも材料がある銘柄の相場展開を期待したい。
 買い目標としては当面の時系列でつけた安値2000円前後が理想。売値目標は2500円前後。中~長期では2800円前後か。

★注意点
円安歓迎銘柄なので円高傾向が出れば株価展開はおとなし目。逆にそういう時を狙って仕込む手もある。
カジノ需要は景気連動という面があるため北米の景気動向や日本の景気指標には注意を払っておこう。アメリカの財政の崖問題が困窮すると思わぬ円高場面があるかもしれないのでニュースをチェックしたい。