ニトリHDが大幅安、今2月期売上高増額も利益成長に陰り

 ニトリホールディングス<9843.T>が大幅安で9000円大台を割り込んだ。同社は27日、13年3~8月期の連結業績を発表したが、売上高は前年同期比9.8%増の1867億700万円と好調だったものの、最終利益が2.0%増の178億1900万円と伸び悩んだことが嫌気された形だ。前年同期と比較して天候に恵まれたほか、猛暑を追い風に、触れると冷たさを感じる涼感素材を使った「Nクールシリーズ」の売り上げが大幅に伸びて売上高に貢献した。ただ、為替が前年同期比で円安に振れていることで、利益率の低下も表面化しており、最終利益は前年同期の21.2%増益から大きく伸び率が低下している。また、今回の決算を受けて、14年2月期通期の連結売上高の見通しを従来予想の3760億円から3840億円(前期比10.1%増)に増額したが、営業利益、経常利益、最終利益は円安による影響を考慮して従来予想を据え置いたことで失望売りが優勢となった。

ニトリHDの株価は9時54分現在8990円(▼430円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)