【レンジ推移】押し目買いはまだ早い? OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】97. 40-98.30 【予想時刻】2013年9月30日 18:00
ドル円は米議会で予算審議がまとまらず、一部政府機関が閉鎖に追い込まれるリスクが高まったことやイタリア政局不安が強まったことからのリスク回避の円買いが強まり、朝っぱらから窓を開け地下からのスタートとなりました。また、金曜日に発表された経済指標が弱かったことやFRB関係者からのQE縮小先延ばしの可能性が示唆されたことなどもドル売りを強めました。
本日もこれらを材料に上値の重い推移が続くと考えますが、一方で相場は米予算問題に関しては「結局、引き伸ばすけど、どうせ、どこかで妥協するんでしょ。一部閉鎖になっても債務上限引上げまでには解決するでしょ。」と楽観的になっていることから下がったところでは押し目買いが散見されそうなことから、結局レンジ内での推移となることを予想しますが依然として更なる下落の可能性は残されてることから、このように下がっている場面での押し目買いはまだ早いと考えます。ある程度材料が揃い上がり始めてからでも遅くはないと思います。

本日の注目材料
本日の米経済指標はシカゴ購買部協会景況指数に関しては結果次第で多少のインパクトはあると思われますが、メインの材料はアメリカ議会の予算協議、イタリア政局の行方に注目が集まると考えられます。

22:45 米9月シカゴ購買部協会景気指数 
23:30 米9月ダラス連銀製造業活動指数 

今週末の雇用統計は延期の可能性!?
予算問題が暗礁に乗り上げ政府機関が一部閉鎖されると様々な影響が出てきます。そのひとつが今週末に予定されている雇用統計です。もし、一部閉鎖となると、雇用統計の発表も延期されるという淋しい事態となってしまいます。