切り返すも、後場後半に失速

大引け前15分で、つるべ落としの100円安
後場、切り返しを見せました。
13時前には14619円の本日高値まで上昇。
その後は、おおむね14600円割れの水準でほぼ横這いでした。
14時半以降は、ジリ貧気味となり、大引け前15分で、つるべ落としとなり、ここだけで100円安。
一日を通してみると、けっきょく304円安という結果に終わりました。
ただ、安値は前場の14425円がありますから、安値引けではありませんでした。
物色動向は前場とそれほど大きく変わりません。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(9月27日⇒9月30日)は上昇銘柄群が、94.7⇒90.7%。下落銘柄群が5.3⇒9.3%。
6色帯は、10日連続で「緑(上昇)」です。
日経平均現物、先物の状況は前場とほぼ変わりません。
「先読み」から「未来の窓」は、連続3本のブルーが立っています。
そこで一応底入れの可能性を示唆しています。

ドル円の3日足は同じく、「先読み」「未来の窓」にかけて、連続3本のブルーが想定されています。
次の一本は、75日足を割り込むリスクを想定していますから、明日は重要な日になりそうです。

ただ、こうした中で、良いこともありました。
日経平均現物の月足では、鮮明な陽線を立てることになりましたから、過去4ヶ月にわたって、月初・月末でほとんど差がないという、どうにもならない閉塞感に取りこめられていたことを振り返れば、これでその呪縛からは解き放たれた、ということが言えるでしょう。

消費増税そのもので、下がるというわけではない
前回の消費税の悪夢は、1997年4月1日の3%→5%の消費増税でした。
この後、日経平均は大きく下げていったので、このトラウマが大きいのですが、当時は正直、第一次金融恐慌でしたし、アジア通貨危機も同時に発生していましたから、消費増税がなくとも暴落的な下げになったわけです。
もちろん、その環境の悪さに消費増税がトリプルパンチを与えたということは間違いありませんが、消費税増税がなかったとしても、暴落は免れない状況だったと言えます。
そういう意味では、今回は当時と状況が異なりますから、消費税増税そのものが果たして景気や市場に与える悪影響がそれほど大きいものか、実際には疑問があります。
債務上限問題で下げるのは、行政機能停止が決まるまで
米国の債務上限問題に関しても、17年前に米国でやはり日限までに決まらず、行政機能停止に追い込まれた事例があります。
当時は、ドル円も米国株式市場も、期限切れが決定となるまで下げたものの、実際に行政機能停止が始まってからは、いずれも現状に復し、反発していきました。
従い、この問題も、前例から言えることは、期限切れまでの相場が弱い、ということでしょう。