東京株式(寄り付き)=米国株安も主力中心に買い戻し優勢に

 1日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比62円高の1万4517円と反発。きょうから13年度下期入りとなる東京市場だが、外部環境は不透明感が強い。前日の米国株市場はNYダウが128ドル安と続落、与野党対立に埒があかず、一部米政府機関の閉鎖懸念がリスク回避ムードを強めており、これを受けて東京市場でも運用リスクの取りにくくなった海外投資家の売り圧力などが意識される場面だ。ただ、前日に日経平均株価は先物主導で300円超の下げをみせて値ごろ感が出ているほか、外国為替市場で1ドル=98円台前半の推移と円安方向に振れており、一部主力株などに買い戻しの動きが観測される。また、中間期業績が好調な企業の通期増額修正期待などが押し目買いを誘う背景となっている。寄り前に発表された9月の日銀短観が大幅に改善傾向を示していることも全般地合いに有利に働いている。業種別では鉄鋼、不動産、金属製品、保険、証券などが高く、一方で石油、その他金融、鉱業などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)