東京株式(前引け)=円安と日銀短観を好感し買い優勢 

 1日前引けの日経平均株価は前日比171円高の1万4627円と大幅反発。前場の東証1部の売買高概算は14億6329万株、売買代金は9288億円。値上がり銘柄数は979、対して値下がり銘柄数は620、変わらずは146銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、政局を嫌気した前日の米国株安も影響は限定的だった。為替が円安傾向に振れていることや、寄り前に発表された9月の日銀短観が改善を示したことなどを足場に買い戻しが優勢となっている。今月末から本格化する企業の4~9月期決算発表では増額期待が高まっており、業績好調銘柄を中心に買い意欲は根強い。きょう夕方に安倍首相による消費税引き上げの決定が予想されており、これを見極めたいとの思惑もあり全体売買代金は1兆円を割り込むなど盛り上がりを欠いている。
 個別ではソフトバンクが売買代金断トツで大幅高となり新値を更新。ファーストリテも高い。新日科学が急伸したほか、日鉄住金、富士重なども買われている。低位材料株ではピクセラがストップ高、グローブライトも大幅高。半面、コマツが冴えず、OKK、京三製なども値を下げた。日金銭も利食われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)