今晩のNY株式市場はまちまち、ダウは小幅続落を想定

1日のNY株式市場は、ダウの小幅続落を想定
今晩のNY株式市場は3市場まちまちの結果、その中でもダウは上昇を維持できず、小幅ながら伸び悩んだ末に続落すると想定している。
ナスダック市場については、ツイッターIPO期待やオールドハイテクの買い戻しが主役となって、プラス圏を維持して終了すると考えている。

ダウ伸び悩みと想定する一番の原因は、米民主党を中心とする上院と共和党を中心とする下院の対立が原因となって閉鎖に追い込まれた政府機関の問題だ。
マーケットは織り込んだと言う見方が強く、状況次第ではダウの3桁反発もあるだろうが、スクリーンに映し出されるであろう一時的でも職を失う姿に景気減速懸念を抱く人は少なくない。
マーケット関係者のアク抜け期待の値動きも、解雇されていく姿に景気減速懸念を想像する人は少数ではないと考えている。
ISM指数の結果次第ではなおさらだ。
したがって、序盤は上昇するスタートであっても、経済データの発表こなしたイベント後はマイナス圏にまで転落すると考えている。
米国では、ISM製造業景況指数などの経済指標が発表予定。シカゴなどの地区別景気指数は市場予想を上回っている
今晩のイベントについては、米国でISM製造業景況感指数というマンスリーイベントでも重要な指標の発表が予定されている。
先月は市場予想を上回ったものの、詳細において雇用の数値が悪化、その結果が後の雇用統計にも響いていたので、全体の数値も大事だが雇用や新規受注の数値は重要だ。
先ほど欧州で発表された、ユーロ圏各地区PMIやドイツ失業者数はまちまちの結果でユーロ通貨の上昇に寄与していない。
しかしながら株価への影響はほとんどなく、無難に通過したとなれば、今晩の米経済データの結果が株価などに大きく左右することになるだろう。
昨日に続き、米国上下院による予算協議の行方、欧州についてはフィッチがイタリア政局混迷背景にした格下げを警告
16時半にスタートした日経平均先物は、日中終値比プラス圏を推移しており、米政府機関閉鎖の影響は限定的と捉えて良いかもしれない。
しかしながら、昨晩のように国内要因においても経済対策の中身でミスリードすれば、株価下落のリスクがあることは注意しておきたいところ。
欧州株式市場の堅調さは、日本経済の見通しを好感した動きとも言えるので、安倍首相発言の内容は要注目だ。

また、米国の予算協議、イタリア政局はいまだ解決に至っておらず、波乱要因を抱えていることに変わりない。
前回の閉鎖時の影響は限定的だったという教訓を背景にしたアク抜け買い先行の反動が出るなら、ダウの続落は自然な流れ、米景気後退リスクを嫌気した小幅続落と判断しておきたい。