<株式トピックス>=主力銘柄手控えのなか低位材料株に人気

 1日の東京株式市場は買い優勢でスタート。前場は一段高に買われる場面があったものの、後場に入ると買い手控えムードが強まるなか戻り売りに押され、日経平均株価終値は前日比28円高の1万4484円と小幅反発にとどまった。安倍首相の昼の消費増税正式表明は、市場でもプラス評価する声が多く、直後に株価が一時上昇する場面もあったが、大引けにかけては主力株に伸び悩むものが目立った。
 その中で、ソフトバンク<9984.T>が商いを大きく膨らませて大幅高に買われ、一時7000円大台を回復。7月25日につけた年初来高値7010円を更新し、一時7030円まで買い進まれる場面もあった。売買代金は1122億円と東証1部で断トツ。しかし半面、東証1部全体の売買代金は1兆9283億円と2兆円を割り込んだ。
 ソフトバンク以外の主力銘柄の物色が閑散状態にある一方で、株価が100~200円台といった低位株が個人投資家の買い人気を集めている。市場関係者からは「東京五輪関連、リニア中央新幹線関連など分かりやすいテーマに乗った材料株の循環物色が進行するなかで、低位株中心に株価が比較的短期間に動意付き易い地合いが整ったようだ」としている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)