東京株式(前引け)=円高傾向受けて売り圧力強まる

 2日前引けの日経平均株価は前日比102円安の1万4382円と反落。前場の東証1部の売買高概算は12億9677万株、売買代金は9889億円。値上がり銘柄数は414、対して値下がり銘柄数は1224、変わらずは110銘柄だった。全体の7割の銘柄が値を下げている。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でISM製造業景況感指数の改善を好感しNYダウが3日ぶり反発したことを受け朝方は買いが優勢だった。前日に安倍首相が来年4月からの消費税引き上げを表明したが、合わせて5兆円規模の経済対策実施の意向を示したほか、法人実効税率の引き下げにも意欲をみせたことが好感された。しかし、買いは続かず、その後はマイナス圏に沈む展開。外国為替市場で1ドル=97円台後半と円高傾向に振れていることが売りを助長した。東証1部の売買代金も前引け時点で1兆円を下回っている。
 個別ではファーストリテが安く、テイカ、オリコなども下げた。住友不、日東電などが軟調、冶金工、昭電線HDなども売られた。ピクセラ、新日科学も利益確定売りに安い。半面、ソフトバンクが大商いで高いほか、KDDIも堅調。CVSベイが急伸、アイロムHD、アキレス、北川鉄なども値を飛ばしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)