あす(3日)の為替相場見通し=97円ライン維持が焦点に

 あすの東京外国為替市場の円相場は、97円台の維持が焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=96円80~98円00銭、1ユーロ=131円00~132円80銭。この日は日経平均株価が急落したことを受け、リスクオフ姿勢の高まりから、97円台前半まで円高・ドル安が進んだ。市場には、前日の消費税引き上げ決定と経済対策の発表で「当面は材料出尽くし」(アナリスト)との見方も浮上。株式市場では利食いが先行し、為替市場でも円買いが強まった。政府機関が一部閉鎖された米国の政治動向が関心を集めているが、「たとえ新年度予算が成立しても、なお債務上限問題は残る」(同)といい、警戒モードはなお続きそうだ。このなか、いったん97円前後まで円高を試す可能性は高まっている。ただ、米国の政治状況は急変することもあり得るほか、米国経済のファンダメンタルズは良好であり、円高・ドル安が進んでも一定水準で歯止めはかかるとみられている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)