あす(3日)の株式相場見通し=円高を嫌気し続落、25日線割れで警戒感

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 あす(3日)の東京株式市場は、この日の急落や、外国為替市場での円高・ドル安傾向への警戒感から売りが出やすい地合いとなり、日経平均株価は続落となる可能性が強い。
 2日の東京株式市場は、前日に安倍晋三首相が来年4月からの消費税の引き上げと経済対策を正式表明したことを受け、〝材料出尽くし〟との見方が広がり株価指数先物先導で下げが加速。日経平均株価終値は、前日比314円安の1万4170円と、9月6日以来の終値での1万4200円割れとなった。9月6日は、東京五輪決定直前の時期に当たり、五輪関連株物色などで盛り上がりをみせた上昇分が吹き飛んだことになる。
 市場関係者のあいだでは、2日の日経平均終値が25日移動平均線(2日現在=1万4218円)を9月2日以来1カ月ぶりに割り込んだことで、ある程度の期間、調整が避けられないとの見方が出ている。暫定予算を巡る与野党の対立で、一部政府機関が閉鎖に追い込まれるなど深刻化している米財政問題で、4日の9月雇用統計の発表が延期される懸念も浮上。これらが円高・ドル安を進行させるとの見方が根強い。
 日程面では、日銀金融政策決定会合(~4日)に注目。海外では、米9月のISM非製造業景況感指数が焦点となる。(米政府機関の一部閉鎖に伴い、予定されている経済指標の発表が中止・延期される可能性があります)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)