<私の相場観>=SBI証券・投資調査部長 鈴木 英之氏

 日経平均株価は当面1万4000円を中心とした一進一退が続きそうだ。

 米国で政府機関が一部閉鎖されるなど不透明感が高まっているが、米国のファンダメンタルズなどは良好であり、株価の下落余地は限定的だとみている。

 例年9月と10月の株式市場のパフォーマンスは、あまり良くないが、今年は9月に日経平均株価が約8%上昇した。その反動が10月は出る可能性もあるが、今月下旬に向けての決算発表では増額修正期待も強い。また、中国や欧州経済も回復基調にあることは、追い風だろう。

 米国も政治情勢に落ち着きがみえてくれば、株価は底堅く推移するとみられる。

 ただ、12月に向けては証券優遇税制の打ち切りによる売り物で上値が重くなる展開も考えられる。また、安倍政権の成長戦略に絡んだ期待はある程度、相場は織り込んだとも思える。

 当面の注目セクターは、今後の決算発表に向け好内容が期待される機械株や電機株など。自動車の「自動走行」も注目を浴びるとみられ、自動車部品など同関連株の動向もマークしたい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)