米政府機関閉鎖3日めの不安=外為どっとコム総研 神田卓也

公的機関の買い観測で97.80円台へ反発
東京市場のドル/円は、米財政問題への懸念から97.20円台まで下落したものの、売り一巡後は本邦公的機関によるドル買い・円売りの観測が広がるとストップロスを巻き込んで97.70円台まで反発。欧州市場序盤には97.80円台まで上値を伸ばす様子も見られた。
米予算協議に進展なく政府機関閉鎖は3日めへ
ただ、日本時間朝まで続けられたオバマ米大統領と議会指導部による予算協議に進展は見られず、政府部門の一部閉鎖が3日めに突入する事は確実な情勢となっており、このままドルが買い進まれる地合ではないだろう。

引き続き株安・ドル安を警戒
昨日の米国株は、大統領と議会指導部による協議が行われるとの報道を受けて下げ幅を縮小したが、その協議が期待外れに終わった事で、本日は再び下落圧力がかかる可能性が高い。小幅な下落にとどまればドル/円の下押しは限られようが、NYダウ先物はアジア時間に15000ドルを割り込んで下落しており楽観はできない。株安とドル安の連鎖には引き続き警戒が必要だろう。
経済指標への反応は限定的か
なお、本日は米新規失業保険申請件数(21:30)や米9月ISM非製造業景況指数(23:00)などの経済指標が発表予定だが、予算協議に合意成立の見通しが立たない中では、好結果となっても反応は限定的と見られる。