米下院の譲歩が見られる可能性も=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

米下院の譲歩が見られる可能性も
米与野党協議が依然として合意に至らない中、昨日のドル/円は欧州市場序盤にかけての上昇をNY市場で消す格好となった。
米雇用統計の発表が延期されたことで、本日のドル/円は引き続き与野党間協議についてのヘッドライン相場になると考えられる。
昨日、共和党のベイナー下院議長が「米国のデフォルトを避ける決意をしたようだ」と米紙NYタイムズが報じたことを受けて事態の進展に対する期待が強まれば、98円付近までの戻りも期待できる。しかし一方で、この期待を打ち消すような追加報道があれば一段安となりうるため、油断はできない。その場合、200日移動平均線(執筆時点:96.60円)が下値の目処として意識される。
ただ、協議が週末に持ち越される可能性が強く意識されれば、そこからは手控えムードが急速に広がり、ドル/円の値動きはポジション整理メインのものとなるだろう。