外為サマリー:1ドル97円ラインの攻防に、先行き不透明でリスクオフ姿勢

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円10~11銭近辺と前日午後5時時点に比べ74銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=132円30~34銭と同83銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は、97円ラインを巡り一進一退の展開。日銀政策決定会合の結果は、午前11時49分に発表されたが、金融政策は現状維持となり市場の反応は限定的だった。午後に入り97円20銭前後でもみ合いが続いたが、午後2時過ぎ以降、円買い・ドル売りが強まり97円を巡る攻防となった。夕方からの黒田日銀総裁の記者会見の内容も市場では注目されている。
 米・9月雇用統計の発表が延期されたことから、市場には肩透かしムードも台頭。昼過ぎに米オバマ大統領は来週のAPEC首脳会議への参加も取りやめるとの報道も流れた。混迷を深める米政局の打開に専念するためだが、それだけ事態は深刻との見方も出ている。
 来週は、米国の情勢が落ち着くかが焦点。8日に米3年国債入札、10日に30年債入札が予定されており、その動向なども関心を集めている。
 ユーロは、1ユーロ=1.3625~26ドルと同 0.0018ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)