<動意株・4日>(大引け)=省電舎、ぐるなび、SEHIなど

 省電舎<1711.T>=ストップ高。この日の午前中に、連結子会社のドライ・イー(東京都港区)と独立系エネルギー事業者で8日にマザーズ市場に上場予定のエナリス<6079.T>が共同で進めているバイオガス発電事業について、環境省が出資するファンド運営の一般社団法人グリーンファイナンス推進機構から1億円の出資を受けることが決定したと発表。これを好感する買いが入っている。

 ぐるなび<2440.T>=上昇加速。飲食店情報をネット上で展開するが、最近は有料会員が増勢で利益を押し上げている。電子マネーやカード決済に対応する端末の店舗設置に伴うコストが来期は一巡し、増収効果が利益の伸びに反映されやすくなる。スマートフォン向けゲームアプリ開発を手掛けるenish<3667.T>と連携して、ネット利用者を実際の店舗に誘導する「O2O(オンライン・トゥ・オンライン)」を使ったサービス展開を図るなど、新たな集客手法も注目されている。

 SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>=急反騰。ここ調整トレンドにあったが、25日移動平均線とのカイ離をほぼ埋めたところで、セオリー通りきれいな切り返しに転じている。9月中旬に突如人気化し、株価は100円台前半から324円高値までマドを開けて買われだが、市場ではその急騰習性に着目しリバウンドを狙う買いが観測されていた。傘下企業で手掛けるスマートフォン向けアプリが下期収益に寄与するなど、業績は今3月期営業利益が前期比4.4倍の2億8000万円と急回復する見通しにある。 

 熊谷組<1861.T>=5日ぶりの反発。3日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高2800億円、営業利益26億円、純利益11億円から、売上高3000億円(前期比15.1%増)、営業利益33億円(前期11億6700万円の赤字)、純利益24億円(同10億8300万円の赤字)に上方修正したことを好感している。受注高の増加などにより完成工事高が従来予想を上回ることに加えて、訴訟事案の解決に伴う計上済み費用の清算などが上方修正の要因。

 日本写真印刷<7915.T>=続伸。4日の朝方、台湾のタッチパネル製造会社TPKホールディングスと、米カンブリオス・テクノロジーズとの共同出資会社TPKフィルム・ソリューションズへ資本参加することに合意したと発表。これを好感する買いが入っている。TPKフィルムの発行新株を625万株(625万ドル)取得する予定。導電材料の銀ナノワイヤーインキの加工技術の開発促進が目的としており、微細な銀線が繊維のように絡み合った素材で柔軟性が高いことから、曲げられる次世代のタッチパネルの開発が進むと期待されている。

 ビーイング<4734.T>=ストップ高カイ気配。3日、大引け後に今14年3月期の通期予想を連結売上高で当初計画の40億円から42億円(前期実績36億3000万円)、営業利益で2億3000万円から3億3000万円(同2億200万円)、期末配当を当初予想の6円から8円(前年同期実績5円)へ増額修正したことを好感している。震災からの復興需要やOS更新に伴うシステム投資需要の高まりから売り上げが拡大していることが要因。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)