【レンジ推移】デンジャラスゾーン突入!? OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】95.80 – 97.40 【予想時刻】2013年10月4日 17:00
昨日発表されました新規失業保険申請件数は市場予想を下回る良好な結果となりましたが、反応は薄く、悪い結果となったISM非製造業景況指数には大きく反応し、株価も軟調な推移となったことから一時97円台を下回るところまで下値を探る動きとなりました。アジア時間も日銀金融政策決定会合は現状維持にとどまり、上値の重い推移は続き97円を挟んだ推移を繰り広げています。97.00前後では買い圧力も強くこの水準を守れるかどうかをしっかりと確認したいところです。96.80近辺を割り込むと三角保ち合いが崩れ、ストップを絡めて大きな下落となる可能性が高まると思われるため注意したいところです。
依然として米議会は予算協議は暗礁に乗り上げている状況に変わりはなく、債務上限引上げ期限の17日くらいまで引っ張る可能性が高まりつつあり、マーケットではリスク回避の流れが強まることが想定されます。また、これらの事情を受けてQE縮小観測も徐々に後退し始め、年内開始も危ういのではとの声が広がりつつあります。
本日はあまり動きが出ないと思われますが、下を攻められると思わぬ下落につながる可能性も考えられるため注意したいところです。

本日の注目材料
本日もFED要人のコメント機会が多くなっていますが、目新しい材料が出てくるとは想定しにくいことから相場への影響は限定的なものになると予想しますが、一応注意は必要かと思います。また、週末ということもありポジション調整による変動にも注意が必要です。

21:30 フィッシャー米ダラス連銀総裁(投票権なし)講演
22:15 ダドリー米NY連銀総裁(投票権あり)講演
22:30 スタインFRB理事(投票権あり)講演
翌1:30 ラッカー米リッチモンド連銀総裁(投票権なし)講演
翌2:45 コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁(投票権なし)講演

【参考データ】OANDAグループの顧客の取引状況
OANDAの顧客のポジション状況は依然として71%近くが買いに大きく傾いています。オーダーも上には97.50-100.50にかけて厚めに売りオーダーが並ぶことから上値を重くする可能性が残ります。下は97.00の買いオーダーを消化したことから昨日よりは軽くなっています。