米財政協議の行方に注目=外為どっとコム総研 川畑琢也

米財政協議の行方に注目
ドル/円の日足チャートにて、5月と7月の高値を結ぶレジスタンスラインと、6月と9月の安値を結ぶサポートラインとで、三角もち合いが形成されていたが。今月1日にサポートラインを下抜くと、本日の東京市場では同線(本日は97.69円)が上値抵抗となっている。

本日、米9月雇用統計が延期となった事から、この後は米財政協議の進展度合いを眺めながらの展開が予想される。現時点では与野党間の意見の隔たりが大きい中、協議の難航が伝えられる場面ではドル/円は上値の重い展開となりそうだ。昨日安値(96.92円)付近を割り込むようだと、200日移動平均線(本稿執筆時点では96.60円)に向けた一段安もあるだろう。

ただ、昨日ベイナー米下院議長が債務不履行阻止の姿勢を示した事や、本日オバマ米大統領が財政協議に集中するためアジア歴訪などの中止を発表した事から、事態の進展が期待されれば、前述のサポートライン回復を試す事も考えられる。協議の行方に注目したい。