売りシグナル目白押し、しかし下落は加速せず…!?

材料に乏しい中、週末のポジション調整で値を戻す
※ご注意:予想期間は10月8日と表示されていますが、本日(7日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 「米政府機関の一部閉鎖が長期化…?」との思惑が意識されており、日経平均下落につれて先週末も97円割れへと再び下落する動きが見られました。しかしながら米雇用統計延期で新たな材料が乏しい中、97円付近に展開する分厚いドル買いオーダーに支えられて底堅く推移すると、次第に買い戻しが優勢となっていきました。週末ということで“予算協議の進展”に備えたポジション調整が入ると、2.65%へと上昇した米長期金利が高止まりしたことも後押しとなり、ドル円は97円半ばへ値を戻してそのまま先週の取引を終えています。
ただし予算協議に進展はなく、ややギャップダウンでスタート
 もっとも期待された“予算協議の進展”が週末に見られておらず、米与・野党間の溝は一向に狭まる気配が見られておりません。このため週明けの本日はやや下方向への窓空け(ギャップダウン)スタートとなっており、引き続き、分厚いドル買いオーダーが展開する“97円ライン付近を巡る攻防”が意識されると見られるところです。
テクニカル的には売りシグナル目白押し、しかし下落は加速せず…!?
 同ラインは分厚いドル買いオーダーが観測されている反面、損失確定のストップロスオーダーが背中合わせで展開しているとされています。このため短期筋の仕掛け的な動きを警戒しておかなければならず、テクニカル的にも「三角保ち合い下抜け」「日足・一目均衡表の三役逆転」と売りシグナルが目白押しとなっています。それでも先週に何度も同ラインを割り込んだにもかかわらず下落は加速しておりません。すぐ下に200日移動平均線(本日は96.67円)が展開していることも影響しているのかもしれませんが、それでも“下げ相場らしからぬ下落”にはやはり“違和感”を抱かざるを得ないところです。

 もちろんテクニカルに逆らうことになりますので「リスク管理はタイトに行う必要」がありますが、抽象的ではありますがこの“違和感”を背景に下値は引き続き堅いと見ておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:98.345(50日移動平均線、9/11~10/3の38.2%戻し、9/20~10/3の50%戻し)
上値4:98.161(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:98.000(日足・一目均衡表先行スパン下限、9/20~10/3の38.2%戻し、大台)
上値2:97.869(10/3高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:97.625(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:97.425
下値1:97.089(ピボット1stサポート、大台)
下値2:96.928(10/3-4安値、8/8~9/11の76.4%押し)
下値3:96.815(8/28安値)
下値4:96.752(ピボット2ndサポート)
下値5:96.670(200日移動平均線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:24 ドル円 抵抗・支持ライン追加