<動意株・7日>(大引け)=ペプドリ、チタン工、アスクルなど

 ペプチドリーム<4587.T>=4日続伸。この日は、仏イプセン社と創薬共同研究契約を拡大に関する契約を締結したと発表。これを好感した買いが入った。今回の拡大契約は、イプセン社が目指す治療が困難な内分泌疾患に対する革新的な治療薬(特殊ペプチド)を開発するプロジェクトの一環としている。今回の契約により、ペプドリでは、治療薬の完成・発売後には全世界での売上高に対するロイヤルティーを受領することになる一方、イプセン社はすべての研究開発と商業化に関連する経費を負担する。

 チタン工業<4098.T>=急反発。酸化チタンの光触媒反応を発見した藤嶋昭・東京理科大学学長のノーベル賞受賞への期待を手掛かりに買い気が再燃しており、値動きの軽さが短期資金を呼び込んでいるようだ。今年のノーベル賞の発表は、医学・生理学賞がきょう7日、物理学賞は8日、化学賞は9日に予定されている。

 アスクル<2678.T>=堅調。全般悪地合いに逆行して年初来高値更新と気を吐いている。同社の9月度の売上高は連結ベースで前年同月比9.7%増と4カ月連続で上回っており、消費の勝ち組として評価する買いが継続している。また、アベノミクスの成長戦略の一環である薬のネット販売解禁の流れを受け、アスクルはヤフー<4689.T>と共同展開で1兆円規模ともいわれる大衆薬市場の需要取り込みに動いており、これに対する期待も大きい。

 GSIクレオス<8101.T>=大幅高。同社は「カーボンナノチューブ」の研究開発で業界に先駆け製品化に成功、ナノテク関連の中軸銘柄のひとつに位置付けられている。きょうから9日にかけてノーベル医学・生理学賞、ノーベル物理学賞、ノーベル化学賞が相次いで発表される予定だが、それを前に関連株へ思惑買いの矛先が向いている。そのなかカーボンナノチューブを発見した飯島澄男氏がノーベル賞候補の1人に挙げられており、その連想から同社株にも短期値幅取り狙いの買いが流入しているようだ。

 石塚硝子<5204.T>=年初来高値更新。4日に2014年3月期第2四半期(3月21~9月20日)の連結業績予想の増額修正を発表した。同期の売上高は300億円から311億円(前年同期比4.5%%増)に見直したほか、純利益は1億円から4億4000万円(同3.2倍)に増額修正した。夏場の猛暑でビールびんの出荷が増加したほか、PETボトル用プリフォームの需要増が収益を押し上げた。

 省電舎<1711.T>、FESCO<9514.T>=ストップ高。マザーズ上場の省エネ関連株が物色人気を高めている。あす8日にエナリス<6079.T>のマザーズ上場を控えていることから、類似企業の一角として思惑買いが入っているもよう。エナリスは、主に電力需要家に対する電力調達・運用コスト削減のための様々なサービスを手掛けている企業。また、ここ最近のIPO市場の活況などから、好スタートへの期待も高まっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)