リスク回避色強い大幅安を覚悟する必要

7日のNY株式市場は、解決の兆しが見えない債務上限引き上げ問題を背景に、リスク回避色強い下落を想定
今晩のNY株式市場は、一部投資家による損失覚悟の見切り売りが出ると思われ、ボラティリティ高い展開になるだろう。
ムーディーズから火消し役となるような発言が聞こえてきたが、短期金融市場の動揺が伺える以上は手控え機運の強まり方に注意が必要。
金先物は伸び悩み、原油価格は再び102ドル台へ下落、他のコモディティ市場もキャッシュ化の動きが強まっている以上は、換金性の高い株式市場への影響が大きいと捉えておくべきだろう。
セリングクライマックスというよりは、恐怖を感じる展開も考えられるので、その点を汲んでマーケットを見ておくことが大切だ。
今週も引き続き米政府機関閉鎖の影響で、経済指標の発表は見送られるものが少なくない
今晩のイベントについては、FEDが発表する消費者信用残高が予定されているが、ネガティブに反応してもポジティブには無反応と考えている。
もともとマーケットが材料視する指標としての位置付けがなく、悪化に対してのみ景気後退リスクを意識するはずだ。
サプライズな決着の可能性はゼロではないが、大きな批判の的になっているベイナー共和党下院議長の姿勢に変化が感じられないことを、売買にどう反映させるかが重要。
真摯に小さい政治を目指しているというよりも、周辺が同氏を利用しているに過ぎないので、仮に大きな変化が出たときのみリスク選好を一考したい程度だ。
欧州系要人の発言が予定されているが、予定なくてもベイナー下院議長とオバマ大統領から何らかの発信は出てくる
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で小幅反落、日中では示現しなかった13800円台をあっさりと割り込んでいる。
ダウ先物も下落幅が100ドルを超え、仮に何も変わらないとなればドル安株安が一段と進捗することもある。
今週はオプションSQも日本で控えている上に、ミューチャルファンドによる見切り的な売りも加速しやすいタイミングにある。
欧州要人発言からLTRO実施するという言葉が出ない限りは何も変わらない、したがってダメージを受けやすい大幅下落になると考えている。