あす(8日)の為替相場見通し=米財政問題の行方を注視

 あすの東京外国為替市場の円相場は、米国財政問題の状況次第で一段の円高・ドル安が進む可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=96円30~97円80銭、1ユーロ=130円50~132円80銭。この日は、日経平均株価が下落するなか、低リスク通貨である円には買いが膨らみ一時、96円80銭台まで円高が進んだ。米オバマ大統領がAPEC首脳会議を欠席したことから週末に事態が改善することが期待されたが、結果として状況に変化は見られなかった。このため、失望感からのドル売りも強まった。市場には「当面の注目点は株式市場の反応」(アナリスト)との見方も多く、NYダウや日経平均株価が米国の財政問題にどう反応するかが、為替相場にも大きな影響を与えそうだ。
 また、あすは国内では8月国際収支、9月景気ウォッチャー調査の発表がある。特に、景気ウォッチャー調査は足もとの景気動向を確かめるうえで市場の関心を呼んでいる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)