200日線を巡る攻防の行方を注視=外為どっとコム総研 川畑琢也

200日線を巡る攻防の行方を注視
昨日、米財政協議についての進展が見られなかった事が重石となり、ドル/円は約2か月ぶり安値96.72円を付けて200日移動平均線(この日は96.65円)に迫った。
本日、取引開始直後に一時96.50円台まで下押したものの8時時点では同線(本稿執筆時点では96.70円)付近まで値を戻しており、この後も同線を巡る攻防に市場の関心が集まりそうだ。

その200日線について、昨年11月に野田前首相が解散示唆してからは、一度も下抜けることはなかった。もし同線を再び割り込んで本日安値を更新するようならば、下値を試す機運が一段と高まるであろう。96円台前半から半ばにかけて主だった下値目処が見当たらない事から、一度動き出せば8/8安値(95.80円)付近までは思いのほか速いかもしれない。
ドル/円の上値を重くしている米財政協議の行方に注目したい。