シャープが7日続落、公募価格決定も下げ基調続く

 シャープ<6753.T>が7日続落。7日に公募増資の発行価格が決定したが、売り基調が続いている。公募価格は1株につき279円と7日終値(291円)から4.12%下回る水準で決まった。申し込み期間は8日から9日で、払込日は15日となる。調達金額は、LIXILグループ<5938.T>などへの第三者割当増資分を含め、最大1365億円となる。9月18日の公募増資の決議時には1660億円前後の資金調達を見込んでいたが、株価下落で調達金額は想定を約300億円下回る。
 この調達金額に対して、シティグループ証券は7日、「一気に資金不足を解消するには不十分な額」と指摘し、今後は本業での利益創出が財務再建の最大の原動力になるとみている。同証券では、シャープの投資判断は「売り」を継続するとともに、目標株価は従来の180円から160円に引き下げている。

シャープの株価は10時30分現在286円(▼5円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)