東京株式(大引け)=41円高、円高一服で朝安から切り返す

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 8日の東京株式市場は前日の米国株安と為替の円高を受けて軟調でスタートしたが、前場中盤からドルが買い戻される流れとなったのを契機に地合いが変わり、全般戻り足に転じ、後場はプラス圏で推移した。
 大引けの日経平均株価は前日比41円高の1万3894円と5日ぶり反発となった。東証1部の売買高概算は26億4683万株、売買代金は1兆8954億円。値上がり銘柄数は915、値下がり銘柄数は727、変わらずは110銘柄だった。
 前日の欧米株市場が軟調で米国市場ではNYダウが大幅反落するなど、米財政問題の不透明感を背景に世界的なリスク回避の流れが続いている。為替は1ドル=96円台に入るなど約2カ月ぶりの円高水準で、朝方の東京市場でも警戒感が強かった。しかし、ここ最近の値幅調整で突っ込み警戒感も出ており、先物主導で売りが一巡した後は、押し目買いの動きも観測された。為替は10時以降一貫してドルが買い戻される流れとなり、輸出株から徐々に地合いが改善した。また、ここ売り込まれていた材料株にもリバウンド狙いの買いが流入している。
 個別では、東電が高く、ファーストリテも買われた。三井住友、三菱UFJも買いが優勢だった。Vコマースがストップ高、新電元、ソフトバンクテクも急騰。アイフルも高い。東急建、熊谷組などの建設株も人気。半面、きょうも売買代金首位となったソフトバンクだが、株価は軟調。ソニーが安く、コマツも冴えない。チタン工、GSIクレオス、ヤフーなども大きく下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)