午後:債券サマリー 先物は小幅安、10年物価連動債入札の需要は堅調

8日の債券市場では、先物中心限月12月限は小幅安。後場に入り、日経平均株価が上昇に転じると、高値警戒感が強まっている債券市場は売り先行となった。
 後場の先物は144円42銭でスタートし一時、144円34銭へ下落した。この日、5年ぶりの発行再開となる10年物価連動国債(第17回債、クーポン0.1%)の入札が実施された。応募額は1兆1231億円に対し、落札額は2999億円で、発行価格は104円65銭だった。応札倍率は、3.74倍となった。市場には、堅調な内容だったとの見方が出ている。米国市場では国債デフォルト懸念も台頭するなか、市場のリスクオフ姿勢が国債市況にどんな影響をもたらすかに関心が集まっている。
  この日の先物12月限は144円45銭で始まり、高値は144円51銭、安値は144円34銭、終値は前日比4銭安の144円39銭。出来高は1兆6212億円。10年債の利回りは前日比0.015%上昇の0.655%、 20年債は同0.010%上昇の1.520%、30年債は同0.020%上昇の1.660%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)