あす(9日)の為替相場見通し=97円台定着を探る展開も

 あすの東京外国為替市場の円相場は、米国情勢をにらみながら1ドル97円台の定着を探る展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=96円80~97円80銭、1ユーロ=131円00~132円80銭。この日は、朝方に一時96円57銭まで円高が進んだ。米国の財政問題に進展が見えず、前日のNYダウが下落するなか、円買い・ドル売りが膨らんだ。ただ、その後は徐々に円売りが強まり、夕方にかけては97円台に値を戻している。市場の関心は米国情勢に集中している。米国債デフォルトまでの状況を想定する向きは少なく、米民主党と共和党はどこかの時点で妥協に至ることが予想されている。このなか、10日から20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれるが、開催地がワシントンであり、各国からの懸念の声が高まることは必至の状況にある。G20の前後にかけ、オバマ大統領とベイナー下院議長との間で妥協が図られるとの見方も出ている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)