東京株式(寄り付き)=米財政運営への不安増幅で大幅反落

 9日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比104円安の1万3789円と反落。債務上限引き上げ問題に絡み、米財政運営の先行きに対する不安心理が増幅されており、前日の米国株市場ではNYダウが159ドル安と大幅続落しており、リスクオフの流れが続くなか、東京市場も主力株中心に買い手控え感が強い。安全資産とみなされる円買いの動きも再燃しており、足もとは1ドル=96円80~90銭近辺の推移と円高水準でもみ合っていることもマイナス材料となっている。運用リスクの取りにくくなった外国人投資家の売り圧力が懸念されるほか、薄商いのなかで先物主導の裁定解消売りなどの影響も出やすく、目先は株式需給面からも逆風が強い。業種別には鉱業などを除きほぼ全面安。値下がりで目立つのは不動産、証券、銀行、保険、鉄鋼、情報通信など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)