ベイナー下院議長の譲歩はあるか=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

ベイナー下院議長の譲歩はあるか
引き続き本日も米財政問題に関する与野党間協議の進捗がもっとも注目される。
オバマ大統領が無条件で債務上限を引き上げた場合に限り、財政問題について交渉する用意がある、と述べたことが伝わっており、もしこの提案に沿って共和党が債務上限の無条件引き上げに同意すれば、一旦はドル買いで反応する可能性がある。
ただし、その後の財政問題に関する協議が合意に至らなければ米政府機関は再開できないため、ドルの戻りは限られよう。

一方、ベイナー下院議長がオバマ大統領の提案に応じず、同問題が依然長期化の構えを見せれば、ドル/円は再度下値を切り下げる動きになる可能性がある。
昨日の安値96.56円を下回れば、8月8日安値95.80円が徐々に意識される流れになろう。