東京株式(前引け)=リスクオフの巻き戻しで戻り足に

 9日前引けの日経平均株価は前日比60円高の1万3955円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は12億6305万株、売買代金は8721億円。値上がり銘柄数は929、対して値下がり銘柄数は675、変わらずは148銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、米財政運営の先行きに対する不透明感が増すなか、前日の米国株市場でNYダウが159ドル安と大幅続落したことや、1ドル=96円台後半で強含む円・ドル相場を背景に売り優勢のスタートとなったが、その後は一貫して下げ渋る展開となり11時前後にプラス圏に浮上した。一部海外メディアから米共和党が債務上限引き上げに前向きな姿勢をみせたと伝わり、リスクオフの巻き戻しから、為替市場でも円安傾向に振れ、つれて主力株や売り込まれた材料株の一角を中心に戻り足が強まっている。
 個別ではトヨタが買われ、三井住友も高い。菱地所、三井不動など不動産株も総じて値を上げている。Vコマースが大幅高、A&AM、デイシイなども値を飛ばしている。半面、売買代金断トツのソフトバンクが大幅安となったほか、ヤフーも急落。CVSベイ、Uアローズ、三協立山なども大きく値を下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)