トヨタが後場切り返し急、1ドル=97円台、1ユーロ=132円台の円安で

 トヨタ自動車<7203.T>が朝安から大きく切り返し、4日ぶり急反発となった。これまで米財政問題への不安心理が高まるなか、外国為替市場ではリスク回避の流れを反映して安全資産とみなされる円に買いが集中していたが、きょうは取引時間中に対ドル、対ユーロともに大きく円安傾向に振れており、これが同社をはじめ自動車株の買いにつながった。米政府要人が政府機関の閉鎖が間もなく解除されると伝わったことから、リスクオフの巻き戻しでドルやユーロが買い戻され、午後2時現在1ドル=97円30~40銭、1ユーロ=132円10銭近辺での推移となっている。同社は今3月期の想定為替レートが1ドル=92円、1ユーロ=122円に設定しており、今の為替水準では大幅な為替メリットが発現する。対ドル1円の変動により営業利益ベースで400億円の差が生じると試算されており、足もとの円安傾向は大きなフォローウインドとなった。

トヨタの株価は14時10分現在6210円(△160円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)