外為サマリー:一時1ドル97円40銭台へ円安進む、米財政問題の進展に期待

 9日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円35~36銭近辺と前日午後5時時点に比べ26銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=132円04~08銭と同29銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、午後に入り円売り・ドル買いが優勢となり午後2時30分に一時、97円44銭をつける円安が進んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に、金融緩和に前向きなハト派のイエレンFRB副議長の就任が有力との報道が流れたことも、米国の低金利継続期待につながり円安・ドル高要因となった。また、暗礁に乗り上げている米民主党と共和党の交渉が前進するとの期待が強まったことも、円売り・ドル買い要因に働いた。この日は、米国で先月17~18日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨が公表される予定であり、その内容が注目されている。また、あすから20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開催されるだけに、市場では要人発言も関心を集めそうだ。
 ユーロは、1ユーロ=1.3561~62ドルと同 0.0009ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)