あす(10日)の為替相場見通し=97円台での一進一退も

 あすの東京外国為替市場の円相場は、97円台を中心とした一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=96円80~97円80銭、1ユーロ=130円80~132円80銭。この日は米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にハト派のイエレン氏が有力との報道が流れた。また、米財政問題の与野党協議に前進が見込めそうという期待感が強まったことから、一時97円40銭台まで円安が進んだ。ただ、円売りが一巡した後は再度、円買い戻しが強まり97円前後で推移した。課題となっているのは「新年度暫定予算の策定」と「債務上限問題」の2つだが、米国債がデフォルトしかねない債務上限問題の方が深刻とみる向きは少なくない。債務上限問題の早期解決が図られるかが焦点となりそうだが、先行き不透明の状態は変わっていない。この日は9月のFOMC議事録の公表が予定されており、その内容次第で量的緩和縮小の開始時期の見通しは左右されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)