<検証話題株・大成建設> 東京五輪関連の代表銘柄、前回施工実績を評価し異彩人気(1)

 大成建設<1801.T>は、スーパーゼネコンの一角を占める建設大手だが、9月9日からスタートした「東京五輪関連銘柄物色」の中心銘柄として異彩の買い人気を集め急騰を演じた。全般相場の反落基調もあって、東京五輪関連物色も一巡感を強めている。大成建の株価動向を検証した。

 東京五輪関連銘柄の物色は、市場関係者のよく言う“往って来い”の状態となってしまったのか。

 確かに、大手ゼネコンから中堅まで建設株が軒並み連日大幅高し、不動産株や、競技場など関連施設の建設予定地周辺に土地を保有する土地持ち企業も連想ゲーム的に買い進まれ、株価が短期間に数倍へと急騰した銘柄も少なくなかった。

 9月9日、10日の両日、驚異的な大商い(10日の売買代金は1528億円と東証1部の断然トップ)を集めて急騰した大成建設は、前回1964年の東京五輪に向けた現在の国立競技場の建設を施工主体として担当したことの話題性や、大手ゼネコンのなかでも首都圏の受注比率が高いことから、今回の東京五輪関連物色相場の中心銘柄となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)