外為サマリー:一時1ドル97円60銭へ円安進む、次期FRB議長の指名も評価

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=97円59~60銭近辺と前日午後5時時点に比べ27銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=131円82~86銭と同17銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、97円台半ばへの円売り・ドル買いが優勢の展開。午前9時50分過ぎには一時、97円60銭をつけている。米オバマ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に、金融緩和に前向きなハト派のイエレンFRB副議長を指名したことも、金融政策に安定感が出るとの見方から、円売り・ドル買い要因となっている。ただ、米財政問題は依然、膠着状態が続いており97円台後半にかけては円買い戻しも出ている。
 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、この日からワシントンで開催され、市場では要人発言にも関心が集まっている。
 ユーロは、1ユーロ=1.3507~08ドルと同 0.0020ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)