東京株式(前引け)=米財政問題の不安後退で買い優勢

 10日前引けの日経平均株価は前日比113円高の1万4150円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は11億4853万株、売買代金は8661億円。値上がり銘柄数は1090、対して値下がり銘柄数は522、変わらずは139銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は寄り付きから買い先行で、その後も頑強な展開で売りをこなし次第に下値を切り上げる展開となっている。あすのオプションSQを前に、全体商いは盛り上がりを欠いているものの、売り一巡感から上値が軽くなっている。上値の重しとなっていた米連邦債務の上限引き上げについては、リミットとなる17日を前に何らかの形で合意に達するとの見方が支配的になっており、全般買い安心感につながった。外国為替市場でも足もと1ドル=97円台後半と円安に傾いていることから、輸出株など中心に買い戻しを誘っている。
 個別ではソフトバンクが買われ、トヨタ、武田なども物色された。ヤフーが反発、任天堂も高い。ドワンゴが東証1部値上がりトップに買われ、アーク、あみやき亭なども値を飛ばしている。半面、ソニーが軟調、日東電も売りに押された。チタン工、津田駒が急落、サンリオ、Vコマース、ボルテージなども値を下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)