外為サマリー:一時1ドル97円80銭台の円安、米財政問題進展への期待感も

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円74~75銭近辺と前日午後5時時点に比べ42銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=131円98~132円02銭と同33銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、午後2時過ぎに一時、97円82銭をつけた。朝方は、オバマ大統領がハト派のイエレン氏を米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名し、米国の金融政策に安定感が出るとの見方から、円売り・ドル買いが膨らんだが、午後に入ってからは、米国議会の財政協議に対する進展期待が円安・ドル高要因となったようだ。
 米政府機関の一部閉鎖は長期化しつつあり、債務上限問題の期限とされる17日が近づいていることも、状況改善への期待感が膨らむ要因となっている。また、この日から開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の内容も注目されている。
 ユーロは、1ユーロ=1.3502~03ドルと同 0.0025ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)