あす(10日)の為替相場見通し=98円台への戻りを試す

 あすの東京外国為替市場の円相場は、98円台への戻りを試す展開が予想される。想定レンジは1ドル=97円00~98円50銭、1ユーロ=131円00~133円50銭。この日は、午後にかけ97円80銭台への円安が進んだ。米議会で財政協議が進行するとの期待感が高まり、円売り・ドル買いが膨らんだ。現時点では期待先行の感は否めないが、債務上限問題の期限は17日とされるだけに、徐々に米民主・共和両党は米国債のデフォルト回避のため歩み寄りが余儀なくされる、という見方が強まっている。米国の景気は底堅いだけに、政治の混迷状態が解消に向かう方向性が見えれば、一気にドル買いが流入する状況も予想されている。この日から20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開催されるほか、あすから世銀・IMF年次総会が開かれることも、米議会の財政協議に一定のプレッシャーをかける要因となるとの期待も出ている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)