10日のNY株式市場は3市場ともに大幅上昇を想定

10日のNY株式市場は大幅反発を想定、G20の動向も後押しとなりデットシーリング解決期待が先行しやすい
今晩のNY株式市場は、無難に3市場ともに上昇すると考えている。“ワシントン・ウォーリー”最中でG20開催という奇遇も株価上昇の後押しとなりやすい。
現実問題として解決するに至ってはいないが、ここ数ヶ月を乗り切る手法を模索していることは間違いなく、収束意識の巻き戻しは十分に考えられる。
イエレン氏が次期FRB議長に上院で承認されることは確実で、雇用の分野におけるスペシャリストであることから、下を売り込もうという動きは限られるだろう。
しかしながら、解決と言うよりはいったん収束であることから、11日の東京市場が報われるとは別問題として、米国株が上昇することは確実と考えている。
今晩は欧州で英中銀金政策金利と資産購入枠の発表、米国では新規失業保険申請件数が発表予定
今晩のイベントについては、英国で政策金利と資産購入枠の発表が予定されているが、市場コンセンサス通り据え置きだろう。
仮に動かしてくるとすれば資産購入枠の増額に限られそうだが、この状況下においても英中銀は動かないはず、カードは温存するはずだ。
米国では新規失業保険申請件数が発表予定、これまでマーケットが何かと重視していたが、市場予想を下回っても現状下では何の材料にもならない。
ましてや、雇用部門での改善期待を担うイエレン氏が次期FRB議長に就任となれば、当面はいかなる結果においてもハネムーン状態になるだろう。
要人発言ではドラギECB総裁や黒田日銀総裁などがワシントンで講演予定、オバマ氏とベイナー氏はいったん手打ちとなるか
16時半にスタートした日経平均先物は日中比で小幅反落、今晩の欧米動向に対して期待感が先行しているようだ。
また企業決算ではマイクロンテクノロジーが決算を発表予定、この結果については明日の東京市場にも影響しやすい。
G20については本日は初日、具体的な行動等がでなくても、開催前に相次いで各国要人が講演を予定、各国におけるスタンスは伺えるはずだ。
5年前のG7では当時の麻生氏がIMFによる資金供給を提案するなど、世界的な金融危機の火消しになったことは記憶に新しい。
現実にその翌週は日米欧でドル資金の無制限供給を即日実施して、マーケットを落ち着かせた。
そういった事例からも鑑みて、今晩のNY株式市場は何らかのアクションがでてくると考え、大幅上昇に期待している。
ただし、明日の東京は3連休前と言うこともあるので、先物の一段高を期待し過ぎないことが重要だ。