新型「iPad」の発表接近、タブレット関連銘柄をチェック

3連休前に買い手控え、ポジション調整に動く
 あす(11日)の東京株式市場は、3連休を前にしてポジション調整の動きが活発化することも予想され、株価指数オプション10月物のSQ(特別清算指数)算出を経て、売り買いともに手控え姿勢が強まり、日経平均株価は4日ぶりの反落となりそうだ。

 10日の東京株式市場は、リスク回避ムードの継続から、巻き戻しを含めた買いが優勢となり、日経平均株価終値は前日比156円高の1万4194円と大幅高で3日続伸となった。この3日間で341円の上昇をみせ、終値で75日移動平均線(10日現在1万4074円)を超えており、調整から抜け出す兆しを鮮明にしている。ただ、あすは、利益確定売りの出やすい地合いが想定される。

 上昇相場への本格復帰の条件ともいえる25日移動平均線(10日現在1万4333円)の回復と、売買代金2兆円台への復帰は、米財政協議の決着が具体化する来週となりそうだ。
新型タブレットの投入が活発化でチャンス銘柄
 米・アップル社の新型スマートフォン「iPhone5s」と「iPhone5c」が9月20日に発売されて間もないが、早くも次の関心は、アップル社のタブレット端末である新型「iPad」に移っている。

 スマートフォンと同様にタッチパネルで操作可能なタブレット端末は、2010年に「iPad」の初代機種が投入されて以来、10インチというスマホより大きな大画面が評価され急速に普及。その後、グーグルが7インチ型端末「ネクサス7」を、アマゾンが「キンドル」を投入したことで、電子書籍への閲覧ニーズなども高まり、スマホとノートPCの中間に位置する端末として定着している。

 今年もアップル社は、10月22日に新端末の発表を予定しており、これに対抗すべくアマゾンも9月25日に「キンドル・ファイア」の第3世代製品を発表している。新型タブレットの投入が活発化すれば、部品メーカーやケースなど周辺機器を手掛けるメーカーも恩恵を享受することになる。スマホと比べて価格が割高に設定されているため、タブレット端末の普及が拡大すれば、関連企業は利益面でも寄与度が大きい。

 ソニーは、10.1インチのタブレットで近年評価を高めており、「iPad」のパネルではシャープ、対応ケースではエレコムやメルコなどに恩恵が大きい。

◆タブレット関連銘柄

銘柄<コード>      コメント

楽天<4755>   無料電子書籍アプリ「kobo」などを展開
ワコム<6727>  ペン入力タブレットで業界トップ
エレコム<6750> ケースなど周辺機器で実績
シャープ<6753> iPad向けに液晶パネル納入で実績
ソニー<6758>  「Xperia Tablet」を販売
メルコ<6676>  タブレット端末周辺製品を販売