ファーストリテが急落、前8月期最終26%増益も今期伸び鈍化で

 ファーストリテイリング<9983.T>が急落。同社が10日発表した前期決算発表は好調だったものの、14年8月期業績見通しの伸び率大幅鈍化が嫌気された。13年8月期通期の連結売上高は前の期比23.1%増の1兆1430億300万円、最終利益は同26.1%増の903億7700万円と大きく伸びた。海外ユニクロ事業が好調に推移したほか、為替の円高修正に伴い外貨建て資産などの為替差益が利益を押し上げている。また、売上高は初の1兆円大台乗せとなった。好業績に伴い期末配当を従来予想に10円上乗せし150円とすることも発表、これにより年間配当は290円となり、前期実績から30円の増配となる。しかし、14年8月期の連結業績見通しについては、売上高が16.4%増の1兆3300億円と2ケタ増収トレンドを堅持するものの、最終利益が前期比1.8%増の920億円見込みと伸び率が大きく鈍化することで、これを受けて失望売りが集中した。

ファーストリテの株価は9時25分現在3万3050円(▼1500円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)