サイゼリヤは軟調、いちよしはフェアバリューを1320円に引き下げ

 サイゼリヤ<7581.T>が軟調。同社は9日、前13年8月期決算を発表した。売上高は1104億2800万円(前の期比5.9%増)、営業利益は75億4700万円(同23.6%減)、純利益は39億3700万円(同28.0%減)と、売り上げベースでは過去最高となったものの大幅減益となった。
 いちよし経済研究所では10日付のリポートで投資判断「B」を維持。ただし、フェアバリューは1400円から1320円に引き下げた。リポートでは「上海、広州ともに順調なことを背景に、海外事業は順調に推移しているが、千葉工場の立ち上げ負担や減価償却費増、店舗段階の人件費比率の悪化、円安による仕入れコストの増加などの結果、大幅減益となった」としている。
 また、同研究所では14年8月期の営業利益見通しについて、営業利益は前回予想の97億円から87億円(前期比15.3%増)に下方修正を行っているが、「当証券では原価率の想定を前回予想34.3%から35.2%に上昇することを想定する。消費税率の上昇に関して『日替わりランチ』などは価格転嫁しない方針であることなどが要因」としている。

サイゼリヤの株価は10時23分現在1222円(▼15円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)