外為サマリー:一時1ドル98円30銭台へ円安進む、米財政協議の進行に期待感

 11日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円27~28銭近辺と前日午後5時時点に比べ57銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=132円92~96銭と同1円05銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、98円台前半への円安が進んだ。午前9時30分過ぎには一時、98円36銭をつけている。米共和党が連邦債務の上限引き上げを一時的に容認する方針を示したことから、米国債のデフォルト懸念が後退。10日の米株式市場でNYダウは前日比300ドル超の大幅高となり、円売り・ドル買いが強まった。共和党の提案は連邦債務上限を6週間に限って引き上げるというものだが、その後行われたオバマ大統領と下院共和党指導部との協議では、具体的な決定はなかったとの報道が流れ、円売り・ドル買いは一服するなど神経質な展開となっている。市場には、11日までには何らかの合意に至る可能性があるとの期待が出ており、円安・ドル高を視野に入れた値動きとなっている。
 ユーロは、1ユーロ=1.3527~28ドルと同 0.0030ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)