<前場の注目銘柄>=東レ、世界戦略加速で妙味

 東レ<3402.T>は押し目買いのタイミングにきた。成長事業と位置付ける水処理膜の韓国ウンジンケミカル社と炭素繊維の米国ゾルテック社の海外2社を買収、高機能繊維をベースにした水処理フィルターの世界戦略を加速させている。

 また、炭素繊維は高品質レギュラートウに汎用製品のラージトウを取扱いに加え、課題としていた風力発電関連や自動車構造体、産業分野の需要開拓を本格的に進めていく。さらに、JALが欧州エアバス社から新型機「A350」計31機を導入、航空機向け炭素繊維の引き合いも一段の拡大が見込める。今3月期は営業44%増益を予想するなど、足もとの業績変化率の大きさも買い手掛かりだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)