東洋炭素が反落、13年12月期業績予想を上方修正も第2四半期以降の鈍化を懸念

 東洋炭素<5310.T>が反落。10日の取引終了後、13年12月期の連結業績見通しを従来予想の売上高197億円はそのままに、営業利益を2億円から5億5000万円へ、純利益を1億円から1億5000万円にそれぞれ上方修正したが、同時に発表の第1四半期(6~8月)連結決算の売上高76億7300万円(前年同期比2.2%増)、営業利益4億3000万円(同42.6%減)、純利益1億3200万円(同67.2%減)との比較から第2四半期以降の伸びが鈍化するとの見方から、材料出尽くしとの見方が強まっている。
 第1四半期は、主力の特殊黒鉛は太陽電池用や半導体用が弱含んだ一方、一般産業用が好調に推移した。また、アジア向け化合物半導体用も健闘した。売上高は従来予想通りで進捗しているが、試験研究用資産購入の来期へのずれ込みなどで経費全般が減少したことに加えて、為替が円安で進行していることなどから上方修正したとしている。なお、決算期変更に伴う7カ月決算のため13年12月期通期予想の前期との比較はない。

東洋炭素の株価は10時55分現在1854円(▼36円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)