東京株式(前引け)=米債務上限問題の進捗期待で大幅高

 11日前引けの日経平均株価は前日比186円高の1万4381円と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は13億5733万株、売買代金は1兆2477億円。値上がり銘柄数は1468、対して値下がり銘柄数は189、変わらずは95銘柄だった。全体の84%の銘柄が上昇している。また、売買代金はオプションSQに絡み膨らんだ。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株式市場で今年最大の上げ幅で1万5000ドル大台を回復したことから、にわかにリスク選好ムードが強まり、寄り付きから買いが大きく優勢となった。米国では懸案の連邦債務上限引き上げについて与野党の歩み寄りが伝えられ、目先不安心理が緩和されている。外国為替市場でも1ドル=98円台半ばのもみ合いで前日より円安水準で推移していることから輸出株中心に買い安心感が広がっている。一時先物売りから日経平均は伸び悩む場面もあったが、その後再び買い直され前場のほぼ高値圏で着地している。
 個別ではソフトバンクがきょうも売買代金トップで堅調なほか、ファナックも大幅高。日コンベヤが急騰、Vコマース、浜ゴムなども値を飛ばしている。半面、ファーストリテが急落、丸善CHI、乃村工も大幅安。ドワンゴが利食われ、コーナン商事も大きく売られた。チタン工、シャープも値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)