<私の相場観>=国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏

 日経平均株価は5月以降1万4000円を挟んで上昇相場と下落相場を繰り返し6カ月を経過した。同じく、NYダウも5月以降1万5000ドルを基点として往来相場を継続している。

 テクニカル分析では「レンジ相場」が続く場合、レンジの幅の大きさや期間が長いほど、その後、レンジ相場を上下に抜け出した方向に、相場は大きく変化することが検証されている。昨年、日経平均は、5月から11月にかけて9000円を挟んでレンジ相場を形成していた。その後11月後半にレンジ相場を上につき抜け6000円以上急騰している。NYダウは昨年2月以降1万3000ドルを基点にレンジ相場を形成していたが、今年1月に上につき抜け、史上最高値を更新した。

 現在、日経平均は長期上昇相場のトレンドにあり、テクニカル分析が有効であれば、近い将来「レンジ相場」の上限をつき抜け、今年の高値をトライするものと期待している。テクニカル分析を行うため、私自身は、日々作成したストキャスティクス、ROC、RSI、OBV、一目均衡表、ポイント&フィギュア、新値三本足を参考にし、独自に開発した「投資判断システム」で4大マーケットを分析することで相場の方向性をキャッチしている。個別では、協和エクシオ<1951.T>と日産自動車<7201.T>に注目している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)